早速フレーム修正機カーベンチに車をセットし
修正するぞー!って意気込みますが
実は修正するより
車のズレや歪みを測定する事に相当の時間が掛かるんです
(そりゃそーですよね
けど今でも殆どの板金屋さんでは
目視でグイグイ引っ張って車を元通に直しちゃう達人も多いんですよ
本当かよ?って思われるかもしれませんけど
それでも見た目だけだったら車は直るんですよ
あくまで見た目だけですけどね)
はやる気持ちを抑えて
まずはズレ&歪みを測定します


サポートジグ8個(補助工具)をセットし
その目盛りによってフレームの誤差を確認します
(ジグはエンジン無し車両なら通常20〜30、エンジン搭載車両だと6〜8箇所にセットします)
フロント部


前後


左右


ここで車両の歪みを具体的な数字として算出します
出た数値は
フロント左が約2センチのズレ


リア同じく左が3センチのズレ 上下方向に2センチのズレ
呆れる程ズレまくりです。。。これ実際に見ると愕然としますよ


これはズレてない右側


ここで全体のズレを総括し
どの方向からどれぐらい引くか?修正の方向をイメージします


黄色い棒みたいの?が油圧タワーです
これでフレームを引く(修正する)んですが
今は地面に置いて適正な引き位置を考察中です


後部は
クロスバーの取り付け部を利用してサポートジグを固定します


ここからジグを本格的に固定し修正に備えます
センターをしっかり出す事によってはじめて
カーベンチ修正機は四次元測定が可能になり完璧な仕上がりになるんです
ちなみに担当スタッフのこの車に対するコメントです
「いやー相当数のメルセデスを直してきましたけど
この車は事故が大きかったからなのか?
元がオープンカーだからか?
極端なローダウンしてからなのか?分りませんけど
フレーム左右方向へのダメージの波及がとにかに凄くて!
本当にセンター出しに苦労しました
まーこんな状態の車は稀って言ってもいーかもしれませんねー はははは」
・・・・・・・私が買った車は酷い事故車で歪みまくりのヘロへロだったって事です。。。
前項で述べた通り
タイヤとブッシュとショック交換してアライメント取れば
殆どの車はばっちり走ると思ってた私がアホでした・・・
けどいいんですヘロへロのボロボロでも
薄給で子供二人を育てる私に
はじめっから極上ビカビカの車は買えませんし
もともと車屋が天職と思ってる中古車屋なんですから!
車は人と同じで出会いって大切だと思うんです
この車を買ったのも何かのめぐり合わせの縁だと思って
意地でもビシって直してみせます(若干熱くなってます)
ジグの取り付け
担当者の経験とテクニックが要求されるセンター出しが続きます
サイド


フロント部調整中


フロント部


腹下を撮影


センター出しが終わりました


ここで一旦タイヤを装着
アライメントゲージを取り付け測定
さらにセンター出しを確実なものにします


フロントロアアームの様子です
実は殆どのメーカーの車のロアアームには
この様な測定ポイントが有るんです
カーベンチの修正機に車を乗せ
センターがきっちり出てれば
ポインタ(写真の穴)にセンサー(写真の針の様な部分です)がピタッと入る筈なのですが。。
約1センチ程のズレが目視出来ます。。。
理屈から言えば
ポインターにセンサーの先端がぴちっと入れば
サスペンションアーム等の足回り含め
バッチリ前後左右方向のズレが無いとゆー事で車はビシッと直進する筈でございます
(修正と言ってもフレームだけの問題じゃなく
サスペンションアームも含めたシャシトータルの修正とお考え下さい)


後部同じくロアアーム左側 1センチ前後のズレが目視出来ます


タイヤを外していよいよ引き(修正)に入ります


まずは前部に油圧タワーを取り付けフロントメンバーを横引きしていきます


車のセンターをきっちり出してますので
先程のアライメントゲージの針が
ポインタ(ロアアームの穴)にすっぽり入るまで引けば修正完了です


次がこの車では大変だった後部の歪みの修正です
ロアアームの付け根が何故か?ひしゃげてるのが分ります


現段階で後部左側は
上下方向に35ミリ左右方向に28ミリのズレが確認されてます
クロスビームと呼ばれる頑丈な鋼鉄製アタッチメントを取り付け
(バリエーション豊富なアタッチメントが揃ってて
いかよーにも引けるのがこの修正機の美点です)


後方からの下引き作業です


今度は油圧タワーを右に移動させ横方向から下引き作業です


修正後にはアライメントゲージがスポット(穴)にピタッて入ってるのが分ります


これにて修正完了!


タイヤを付けて


無事生還(着陸)しました!


ここで担当スタッフより今回の作業の報告です
「とにかく前も後も前後左右ともにバランバランの状況でしたが
なんとかフロントは誤差無し リアは±2ミリ以下まで修正いたしました
この後修正機を使う仕事が詰ってたのでここいらへんで妥協しましたが
もっとお時間いただければ極限まで修正する事も可能だったと思います
ただ
リアのクロスメンバーは相当な変形が有ったので通常は交換をお勧めしますが
今回は予算を抑えろとの指示でしたので交換せず修正しました
形は少々イビツですが寸法はきっちり出てますので
走行性は新車時と同等と思って下さって結構です」
頼もしい言葉に嬉しくて涙が出ますが
多分玉突き事故の真ん中だったんじゃないんですか?って言葉にも正直涙が出ました。。

見た目にはピカピカだったし凄く調子良い車でしたから
酷い事故車だったのはちょっと残念ではございましたが
何とか元通りに再生できましたし
あきらめない気持ちと愛情さえあれば
なんとかなるもんだなって一安心してるところでございます
(勿論極端なローダウンも歪みの原因のひとつだと思います)
オーナーが何度も変わった古い車には事故も付きものですし
ちょっとバンパー擦っちゃった!ってくらいでも車はズレが生じたりするものですから
今回一度リセットできて?案外良かったのかもしれません
このお車同様
今お持ちの愛車が
タイヤやブッシュ等色々交換調整したけどイマイチ直進性が悪いなんてお悩みの方も
この通りバシって矯正&復活は可能ですので
整体に行くと思って一度お預け下さい
(事故修復車以外でも古いオープンカーや車高低車、
サーキット走行が多い車なんかきっと効果有りますよ)
勿論メルセデス以外にもBMW、ポルシェやフェラーリも大歓迎です
効きますよー!

整体価格表

修正後の状況報告へ続く


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